<第52回読書会活動記録>
| 開催日 | 2024年6月12日 |
|---|---|
| 課題図書 | おとな六法 |
| 著者名 | 岡野武志、アトム法律事務所 |
| 出版社 | クロスメディア・パブリッシング(インプレス) |
概要(Amazonから引用)
YouTube登録175万人超。 大人気動画100万再生以上を中心に厳選!! 一家に1冊備えておきたい六法。 POINT1 YouTubeショート動画で人気だった動画を丁寧に解説 POINT2 アニメ・ゲームの世界から学校・職場までの法律問題を網羅 POINT3 法律に全く興味がない人が読んでも、楽しめてためになる 他人の唐揚げにレモンをかけたら、犯罪ですか? デスノートに名前を書いたら犯罪ですか? 身近な疑問・ありえない質問にすべて答えます。
2024年6月12日に第52回読書会を開催しました。今回の課題図書は『おとな六法(著:岡野武志、アトム法律事務所)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。
「殴られたらやり返す」という直感的な行動が、法律の世界では必ずしも正当化されない(過剰防衛等のリスク)という学びは、感情をコントロールし、論理的に問題を解決するプロフェッショナルの姿勢にも通じます。子供と一緒に読みながら、社会のルールを「自分を守る武器」として捉え直す機会となりました。
Vtuberへの攻撃が違法となる一方で、「完全にAIで生成された架空の人物」への誹謗中傷はどう扱われるのか。この問いは、IT業界に身を置く私たちにとって極めて重要なテーマです。名誉毀損の対象が「人格」にある以上、AI時代の法整備がどう進化していくのか、常にアンテナを張っておく必要性を痛感しました。
子供の不注意による事故が、数千万円という莫大な賠償命令に繋がる現実に戦慄しました。「責任能力」の有無と「損害の補填」のバランスをどう考えるか。法律の厳しさを知ることは、リスク管理(保険や契約)の重要性を改めて認識する、大人にとっても切実な学びとなりました。
稼げない弁護士が3割以上というデータや、受刑者が「暇」ゆえに仕事を欲するというエピソードなど、教科書的な知識ではない「司法のナマの姿」に驚きました。専門家だから安泰というわけではない厳しい現実を知ることで、自分たちの事業における「独自性(ポジション)」の確立の重要性を再確認しました。
東京が日本の首都であることも、日本語が公用語であることも、実は明文化された法律による規定がないという事実は、今回の読書会で最大の「謎解き」の一つでした。日頃から「当たり前」だと思っている前提を疑い、事実(ファクト)をソースから確認する「教養の基本姿勢」の大切さを学びました。
DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。
