<第53回読書会活動記録>
| 開催日 | 2024年7月10日 |
|---|---|
| 課題図書 | 自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 |
| 著者名 | しんめいP |
| 出版社 | サンクチュアリ出版 |
概要(Amazonから引用)
ぶっ飛んでいるのに、なぜか論理的。 生きづらさがマシになる(かもしれない) それが、東洋哲学。 「人生でやりたいことってなんだろう?」 「本当の自分ってなんだろう?」 そんな全・自分迷子に贈る、衝撃の哲学本がここに誕生。 すべての答えは、「東洋哲学」にあった! 東洋の哲学者たちは、 とにかくみんなキャラが濃くてバグってる。 でも、そんな彼らの教えは、 「どう生きればいいか?」という人類普遍の悩みを打破する「考え方」を ぶっ飛んだ方法で、でも論理的に、導いてくれる 無我、空、タオ、禅、他力、密教… 知れば知るほど、 この世界や自分の見え方が変わってしまうのが 東洋哲学の面白さ。 本書では、インド・中国・日本から、 ブッダ/龍樹/老子/荘子/達磨大師/親鸞/空海 7人の哲学者たちの教えをご紹介。 あなたの悩みに合ったお気に入りの哲学者が、きっと見つかるはず。
2024年7月10日に第53回読書会を開催しました。今回の課題図書は『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学(著:しんめいP)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。
失敗して頭が真っ白になる、あるいは社会的な挫折を味わう。そんな「死」に近い経験こそが、見栄や虚勢といった無駄な執着をそぎ落とし、自分を「無敵」にしてくれる。東洋哲学が説く「空」や「無」の境地を、ピアノの発表会や実生活の体験を通じてリアルに実感することができました。
ブッダや龍樹が説く、固定的な実体など何ひとつないという思想は、一見難解ですが、腑に落ちれば「物事を気楽に捉える力」に変わります。島流しにさえ動じなかった親鸞や法然のように、厳しい現実の中でも「悩みそのものがフィクションである」と笑い飛ばせる、しなやかな精神性を持ちたいと感じました。
論理では説明しきれない「道(タオ)」の奥深さに触れ、言葉を超えた感動を覚えました。「堅くこわばったものは死の仲間、柔らかく弱いものは生の仲間」という老子の教えは、変化の激しい時代を生き抜くための最高の指針です。強さに固執せず、柔らかくあり続けることの生命力を大切にしていきます。
「1は無限であり、無限は1である」といった、日常の枠を超えた視点を持つことは、本来とても豊かなことです。こうした哲学や宗教の話を「怪しいもの」として避けるのではなく、もっと気軽に、そして真剣に語り合える世の中にしたい。読書会という「非日常」の場が、その第一歩になっていることを誇りに思います。
難解な参考文献が並ぶ東洋哲学の世界を、著者独自のユーモアと「いじり」で紐解くことで、数千年前の哲人たちが血の通った「隣人」のように感じられました。近寄りがたい教養も、面白おかしく学ぶことで、自分の人生を支える「生きた知恵」へと変換できることを学びました。
DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。
