第71回読書会 :The Nvidia Way エヌビディアの流儀

第71回読書会:The Nvidia Way エヌビディアの流儀

<第71回読書会活動記録>

開催日2026年1月14日
課題図書The Nvidia Way エヌビディアの流儀
著者名テイ・キム
出版社ダイヤモンド社

概要(Amazonから引用)

アップル、マイクロソフトと世界の時価総額ランキング1位を争い、誰もが知る企業となったエヌビディア。 「半導体と「AI」という2つの重要産業を制し、誇張ではなく、米国の株式市場、そして世界経済の命運を握る存在となった。 「投資」も「経営」も「技術開発」も「経済予測」も、もうこの会社を抜きにして語ることはできない。 しかし、その製品とビジネスの複雑さから、エヌビディアが「なぜ、これほどまでに強いのか?」ついては真に理解されているとは言えないだろう。 本書は、その疑問に正面から答える、初の「エヌビディアについての物語」である。

2026年1月14日に第71回読書会を開催しました。今回の課題図書は『The Nvidia Way エヌビディアの流儀(著:テイ・キム)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。

世界一の企業を支えるのは、スマートな戦略以上に「尋常ではない努力」と「成果への愚直さ」でした。社長だけでなく従業員までがその高い基準で動く組織文化。現代の日本でそのまま再現するのは難しくとも、ライバルを圧倒する「突き抜けた熱量」こそが、真の差別化を生む原動力であることを痛感しました。
ジェンスンの象徴的なレザージャケット(ブルーコート)に象徴される、一貫した姿勢とカリスマ性。リーダーが誰よりも働き、明確な意志を示すからこそ、優秀なメンバーが「この人と一緒に世界を変えたい」と集まってくる。技術力以上に、その「人間としての磁力」が企業の命運を握っているんだなと感じました。
かつてセガサターンやバーチャファイターの時代からGPUを磨き続けてきた歴史。その技術が今や、薬の開発を劇的に早めるデジタル生物学や、物理世界を動かすフィジカルAIへと進化しています。点と点が繋がり、未来を加速させる技術のダイナミズムに、大きな可能性とワクワクを感じました。
古くから信じて働き続けたメンバーが手にするストックオプションという「報い」。一方で、ジェンスンというあまりに巨大な個人の才能に依存しているがゆえに、彼の引退後が最大の経営リスクになるという鋭い考察。組織の永続性を考える上で、避けて通れない課題だと思いました。
単なるパーツメーカーではなく、AI時代の「土壌(インフラ)」を自分たちで作ってきた自負。インテルなどの競合を寄せ付けない圧倒的なポジショニングは、数十年先を見据えた投資と、それをやり切る「覚悟」の結果です。規模は違えど今の自分たちの事業においても、何十年先を見据えた「自分たちにしかできない土壌」をどう作るか、大きな刺激を受けました。

DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。

目次