第31回読書会 :多様性の科学

第31回読書会:多様性の科学

<第31回読書会活動記録>

開催日2022年9月21日
課題図書多様性の科学
著者名マシュー・サイド
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン

概要(Amazonから引用)

なぜ一部の組織や社会はほかに比べて革新的なのか? 経済をさらに大きく繁栄させるには、多様性をどう生かせばいいのか? 致命的な失敗を未然に見つけ、生産性を高める組織改革の全てがここにある

2022年9月21日に第31回読書会を開催しました。今回の課題図書は『多様性の科学(著:マシュー・サイド)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。

たとえ一人の天才(トップエコノミスト)であっても、多様な視点を持つメンバーが知恵を出し合うことで、その判断を超えることができる。独断的な発想に頼るのではなく、全員が意見を出しやすい環境を作ることこそが、変化の激しいビジネスの世界で勝ち残る最強のチームを作る鍵だと思いました。
食事療法や体形、IQなど、平均という言葉が個人の多様性を覆い隠してしまう危険性を学びました。スマートウォッチなどのデータを活用し、一律の正解を求めるのではなく、「その人にとってのベスト」を模索する。この視点は、メンバーのマネジメントや顧客対応においても、本質を見失わないための重要な指針になりました。
物理的な距離があるリモート環境では、雑談や偶発的なアイデアの衝突が起きにくい。だからこそ、ショートMTGのような「あえて作る交流の場」が、組織の風通しを良くし、新しい起点を作るために不可欠です。ヒエラルキーに縛られず、誰もが反論や意見を口にできる「心理的安全性能」を仕組みとして整えていきたいです。
9.11の教訓が示す通り、似た者同士が集まる組織には必ず大きな死角が生まれます。性別、年齢、文化的背景の異なるメンバーがいることは、単なる理想論ではなく、致命的なミスを防ぐための「リスク低減」に直結します。自分とは異なる「論理」を持つ存在を歓迎し、融合させることで、組織の生存率を高めていきたいです。
上下関係が発言を抑制してしまう本能的なヒエラルキーを理解し、リーダーが最後に意見を出すといった「振る舞いの工夫」の重要性を感じました。既存の枠組みを疑う「メニューのないレストラン」のような逆転の発想を楽しみながら、反逆者のアイデアさえも融合させていける、クリエイティブな組織文化を育んでいきたいと思いました。

DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。

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