<第37回読書会活動記録>
| 開催日 | 2023年3月15日 |
|---|---|
| 課題図書 | 教養の書 |
| 著者名 | 戸田山和久 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
概要(Amazonから引用)
「教養とは何か」にビシッと定義を与え、行く手を遮るものたちをバシッと指摘し、どう対処すればいいのかをブヒッと示す! ベストセラー『新版 論文の教室』の著者が大学新入生に語り続けてきた名物授業。 <現代版「学問のすすめ」>
2023年3月15日に第37回読書会を開催しました。今回の課題図書は『教養の書(著:戸田山和久)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。
教養を身につける真の目的は、凝り固まった先入観を崩し、自分を客観視(相対化)することにあると学びました。歴史を遡り、自分とは異なる価値観を持つ他者や本と出会うことで、自らの思考の枠を広げていく。この「自分を疑うプロセス」こそが、大人の知的な道標になると感じました。
検索エンジンは自分に都合の良い情報ばかりを提示しますが、それは「自己満足」のループに陥るリスクも孕んでいます。自分では選ばない本を手に取る読書会こそが、未知の視点を取り入れる「教養の場」そのもの。あえて反対の意見を調べるような「知的負荷」をかけることで、真の洞察力を養いたいと思います。
「効率」を求めすぎて無駄を省こうとすると、かえって大きな学びのチャンスを逃してしまいます。時間は有限ですが、「何でもやってみる」精神を大切にしつつ、自分なりのマイルール(評価軸)を持って学びの門戸を広げておく。その柔軟な姿勢が、変化の激しい社会で生き残るための武器になると学びました。
相手が考えなければならないことを先回りして整理し、対話の負担を減らす「認知コスト」の意識。これは単なるマナーではなく、教養に基づいた高度なコミュニケーションスキルです。自分の考えを押し通すのではなく、相手の視点に立って情報を編集する力を、日々の業務やディスカッションでも発揮していきます。
年齢を重ねるほど考えを変えるのは難しくなりますが、教養があれば「自分が変わること」を恐れずにいられます。対話の中で否定されたと感じる瞬間こそ、新しい自分に出会うチャンス。過去の経験や自分の正解に固執せず、常にアップデートし続ける「学びの当事者」であり続けたいと決意を新たにしました。
DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。
