第27回読書会 :人に話したくなる土壌微生物の世界―食と健康から洞窟、温泉、宇宙まで

人に話したくなる土壌微生物の世界―食と健康から洞窟、温泉、宇宙まで

<第27回読書会活動記録>

開催日2022年5月11日
課題図書人に話したくなる土壌微生物の世界―食と健康から洞窟、温泉、宇宙まで
著者名染谷孝
出版社築地書館

概要(Amazonから引用)

畑に食卓、さらには洞窟、宇宙まで!? 植物を育てたり病気を引き起こしたり、 巨大洞窟を作ったり光のない海底で暮らしていたり。 身近にいるのに意外と知らない土の中の微生物。 その働きや研究史、病原性から利用法まで、この一冊ですべてがわかる。 家庭でできる、ダンボールを使った生ゴミ堆肥の作り方も掲載。

2022年5月11日に第27回読書会を開催しました。今回の課題図書は『人に話したくなる土壌微生物の世界―食と健康から洞窟、温泉、宇宙まで(著:染谷孝)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。

シイタケ(腐生菌)は培養が容易で安価だが、マツタケ(共生菌)は特定の環境が必要で高価になる。この「供給の難易度が価格を決める」という自然界のルールは、ビジネスにおける独自性や参入障壁の重要性を再確認させてくれました。自分たちのサービスも、代えのきかない「共生」のような価値を追求していきたいです。
地球の酸素を作ったシアノバクテリアのように、微生物は目に見えないところで人間を支えています。これは仕事も同じで、一つの成功の裏には必ず多くの人の献身的なサポートがあります。表舞台だけでなく、裏側で機能している仕組みや人々に光を当て、感謝し、意識することの大切さを学びました。
「培地を薄めることで道が開けた」という研究エピソードは、行き詰まった時のヒントになります。常識に縛られず、あえて「引いてみる」「薄めてみる」といった逆転の発想で試行錯誤を繰り返すことが、ビジネスにおける予期せぬ成功や効率化に繋がるのだと勇気をもらいました。
窒素循環を助ける硝酸菌や、家庭のゴミを資源に変えるコンポストの仕組みは、持続可能なシステム(ESG)の究極の形です。農業や鶏の飼育といった実体験と結びつけることで、単なる知識ではなく「命の循環」を実感し、私たちの事業も社会の中でどう循環し、貢献できるかを考えるきっかけになりました。
微生物の世界はまだ1%しか解明されていないという事実に、大きな可能性とロマンを感じました。プラスチック分解技術などの環境浄化(バイオレメディエーション)への期待と同様に、未知の領域に興味を持ち、学び続けることが、新しい市場や社会課題の解決に繋がるのだと実感した読書会でした。

DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。

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