<第34回読書会活動記録>
| 開催日 | 2022年12月14日 |
|---|---|
| 課題図書 | デジタルマネー戦争 |
| 著者名 | 房広治 |
| 出版社 | フォレスト出版 |
概要(Amazonから引用)
本書では、 世界最強レベルのセキュリティ技術を誇る フィンテックベンチャーのCEOである 房広治さんと 日本で唯一のルール形成戦略機関の研究者で大学教授の 徳岡晃一郎さんが 「お金のデジタル化」の最新動向と それがが実現した世界を 日本企業・ビジネスパーソンが生き残るための戦略を を大公開しています。 DX時代のビジネスパーソンは必読です。
2022年12月14日に第34回読書会を開催しました。今回の課題図書は『デジタルマネー戦争(著:房広治)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。
通貨や流通をコントロールすることは、国家間でもビジネスでも最重要課題であると再認識しました。お金の流れを抑えることで、自国や自社が有利になるようにルールを構築する。この「経済圏」の確立こそが、長期的な優位性を生む鍵になるのだと感じました。
先行者の成功を分析し、その弱点や改良点を突いてサービスインできるのは後発ならではの特権です。デジタル通貨の進化が既得権益によって阻まれる場面があるように、停滞している市場こそ、新しいテクノロジーや仕組みで「不便」を解消する大きなチャンスが眠っていると感じました。
単一のサービスを売るのではなく、金融やインフラまで含めてパッケージ化し、相手を逃げられない仕組み(経済圏)に組み込む中国の戦略には、凄みを感じました。私たちも「顧客軸」で利便性を追求しながら、周辺のニーズを網羅的に満たす「外せない存在」を目指していく視点が必要です。
電気が止まればすべてがストップするリスクや、量子コンピュータによるセキュリティの脅威など、便利さの裏側にある脆弱性にも目を向ける必要があります。みずほ銀行の事例を教訓に、システムトラブルを前提としたコンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)を常に意識しておく重要性を痛感しました。
日本は海外に比べて「学び直し」の割合が少ないという現実に、改めてこの読書会の価値を感じました。STEM(科学・技術・工学・数学)にARTを加えた柔軟な発想を持ち、常に新しい知識を咀嚼し続ける。この「知のアップデート」を止めない姿勢こそが、不確実な時代を生き抜く最大の武器になります。
DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。
