<第40回読書会活動記録>
| 開催日 | 2023年6月14日 |
|---|---|
| 課題図書 | 農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦 |
| 著者名 | 川内イオ |
| 出版社 | 文藝春秋 |
概要(Amazonから引用)
3K、高齢化など衰退産業の代名詞のようにみなされてきた日本の農業。就業人口はこの20年で半減、耕作放棄地も40万ヘクタールを超えている。 しかし、この農業がいま「未来産業」として注目されている。希少で高品質な産品に特化し、トップブランドを作り上げたり、最新テクノロジーを導入したり、大規模な「植物工場」を立ち上げたり、といったこれまでの常識を覆すやり方で成功をおさめているイノベーターたちが登場してきているのだ。 本書はそうした新しいリーダーたちを取り上げ、新ビジネスとしての農業を紹介する。
2023年6月14日に第40回読書会を開催しました。今回の課題図書は『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦(著:川内イオ)』です。
開催記録として、参加者からの感想コメントを一部抜粋して掲載いたします。
本来捨てるはずの皮まで食べられるバナナを作る。そんな常識を覆す技術が、農業を「衰退産業」から「クリエイティブな挑戦の場」へと変えています。既存の概念に縛られず、マイナスをプラスに変える発想が、高単価でも選ばれるブランド力を生むのだと学びました。
楽天市場で驚くような価格がついているのは、それだけ「唯一無二の体験」に価値を感じる人がいる証拠です。ビジネスにおいても、安売り競争に巻き込まれるのではなく、物語や技術に裏打ちされた「一生に一度は試したい」と思わせる価値づくりが、持続可能なモデルを創ると実感しました。
新しい知識を過去の経験(島バナナ)と照らし合わせることで、情報の咀嚼が一段と深まりました。農業は単なる「生産」ではなく、地域の記憶や感動を呼び覚ます「食文化の創造」であるという、温かみのある視点を持つことができました。
興味がなかった分野でも、分かりやすい語り口と情熱的なエピソードに触れることで、これほどまでに心が動く。食の裏側にある「ネクストファーマーズ」たちの情熱を知ることで、日々の食卓や社会を見る目が、より多角的でポジティブなものに変わりました。
DPパートナーズでは、「多様性の広がり」と「コミュニケーション」を目的に毎月読書会イベントを開催しております。 2020年3月から始まったこの取り組みも累計76回を超えました。 日々AIが進化して人間の仕事を代替していく時代だからこそ、読書という物理的な知的作業を通じて、「自分の頭で考えること」「自分の言葉でアウトプットする活動」を大切にしていきたいと考えております。
